森保ジャパンでの初代表(U-21)メンバーが決まりましたね。20名のメンバーは以下のとおり。
GK
1 小島亨介(早稲田大)
12 オビ パウエルオビンナ(流通経済大)
DF
4 板倉滉(ベガルタ仙台)
5 杉岡大暉(湘南ベルマーレ)
20 立田悠悟(清水エスパルス)
7 原輝綺(アルビレックス新潟)
3 岡崎慎(FC東京)
MF
10 三好康児(北海道コンサドーレ札幌)
2 長沼洋一(FC岐阜)
17 神谷優太(愛媛FC)
8 三笘薫(筑波大学)
6 初瀬亮(ガンバ大阪)
11 遠藤渓太(横浜F・マリノス)
19 舩木翔(セレッソ大阪)
13 岩崎悠人(京都サンガFC)
14 松本泰志(サンフレッチェ広島)
16 渡辺皓太(東京ヴェルディ)
FW
18 前田大然(松本山雅FC)
9 旗手怜央(順天堂大)
15 上田綺世(法政大)
(PDFファイルページが開きます)
これでいいのか FW編
落選メンバー① 海外組
- 伊藤達哉(ハンブルガーSV)
【検証】
これからシーズンインの欧州組はそもそも構想外のようですね。
落選メンバー② 国内組
- 小川航基(ジュビロ磐田)
- 田川享介(サガン鳥栖)
- 中村敬斗(ガンバ大阪)
- 久保建英(FC東京)
【検証】
いずれも期待値の高いプレイヤーですが、所属クラブでの出場機会が得られておらず、今回は妥当な結果。
中村、久保はリーグ序盤以降まったく話題に上らなくなってしまいましたね。まだ高校生とはいえ、東京五輪の2020年には、ロシアW杯で活躍したフランス代表エムバペと変わらない年齢になります。少なくとも来年にはクラブや世代別代表で常時活躍する姿を見たいですね。
F・トーレスと金崎夢生が加入したサガン鳥栖の田川は、先発出場のチャンスがほぼ潰えてしまったか。しかしJ2降格圏内のチーム事情では仕方がない。出場機会が得られた時の爆発に期待です。
東京五輪世代のエース格である小川航基は本当に心配。U-20ワールドカップでのケガ以来、なかなか復調してきません。代表復帰した5月のトゥーロン国際ではゴールという結果を残せませんでした。クラブではベテラン大久保嘉人が補強されましたし、今シーズン中に巻き返さないと五輪メンバー入りも危うくなってきます。
これでいいのか MF編
落選メンバー① 海外組
- 堂安律(フローニンゲン)
【検証】
クラブでの背番号が「7」に変わり、プレシーズンも順調なようです。もはやこの世代の筆頭格、9月のキリンカップではA代表デビューも期待されます。
落選メンバー② 国内組
- 郷家友太(ヴィッセル神戸)
- 市丸瑞希(ガンバ大阪)
- 高宇洋(ガンバ大阪)
- 高江麗央(ガンバ大阪)
- 福田湧矢(ガンバ大阪)
- 黒川淳史(水戸ホーリーホック)
- 伊藤涼太郎(水戸ホーリーホック)
【検証】
ルーキーイヤーからJ1リーグで活躍中の郷家の落選はだいぶガッカリ。オフェンシブなMFでは三好、渡辺の2人がタイプ的に重なる。183cmの長身で得点力もある郷家を是非試してほしい。イニエスタ加入の良い影響で、さらなる飛躍と代表メンバー入りを期待です。
ガンバ大阪の若手ボランチ4人はいずれも落選。クラブでは今野や遠藤の後継者として期待されるも、なかなか出場機会を得られていない。東京五輪世代は「セントラルMFの柱」が定まっていない。DF板倉のボランチ起用(A代表でも是非!)が有効と思うが、この4人の中からレギュラー候補が出てくることを願うばかり。
J2水戸からはリーグ中盤戦で活躍中の2人を紹介。大宮からレンタル中の黒川は、大宮ユース時代からの注目株。今シーズンは23試合中19試合に先発出場(8月3日時点)し、3ゴールを挙げている。高卒ながら浦和にスカウトされた伊藤は、レンタル先の水戸でようやく出場機会が増えてきた。得点率が非常に高く、先発は9試合ながらここまで7ゴール。和製アザールと言いたいところだが、実のところカッサーノにしか見えない(古い!)。
これでいいのか DF編
落選メンバー① 海外組
- 富安健洋(シントトロイデン)
【検証】
2018ベルギージュピラーリーグ開幕戦でフル出場。シーズンイン直後でもあり、まずはクラブに集中ですね。オランダVVVフェンロからプレミアリーグに移籍した吉田麻也のように、ベルギーからトップリーグに、そして日本代表の柱になることを期待したい。
落選メンバー② 国内組
- 中山雄太(柏レイソル)
- 橋岡大樹(浦和レッズ)
- 菅原由勢(名古屋グランパス)
【検証】
富安とともにこの世代の中心となる中山。怪我でJリーグでここ数試合メンバー外となっており、中山の欠場とともにレイソルは連敗中。この世代の代表チームで「中山不在」というのは記憶になく、アジア大会では彼抜きの守備面を注視したい。
昨シーズンの若手注目ナンバーワンDFと言えば杉岡、今シーズンに関しては間違いなく橋岡だろう。今大会の招集外の理由は、海外組のそれと同じだろうと推測される。J1のトップクラブのレギュラーであり、チーム事情によるものだろう。182cmと体躯のある右SB、将来的に酒井宏樹の後継者となることを期待して止まない。局地戦でのプレー判断や瞬発性はまだまだと感じるが、トップレベルでの試合を経験するたびに改善されてくるはずだ。
若干17歳にしてJ1開幕戦でデビューを果たした菅原。ただリーグ中盤戦以降は先発から外れ、途中出場の機会も得られていない。久保や中村と同じ00ジャパン世代の有望株であり、守備能力が非常に高く、将来は今野泰幸のような存在になるかもしれない。東京五輪に向け、まずはここから1〜2年でクラブでレギュラーに定着することが先決だ。
これでいいのか GK編
落選メンバー① 海外組
- 山口瑠伊(エストレマドゥーラUD)
落選メンバー② 国内組
- 廣末陸(FC東京)
- 波多野豪(FC東京)
- 大迫敬介(サンフレッチェ広島)
【検証】
5月のトゥーロン国際で活躍を見せた山口は、FC東京U-18からフランスのFCロリアンへ、昨シーズンにスペイン3部のエストレマドゥーラUDへ移籍した(4部に所属するBチームに在籍)。今回は海外クラブ所属ということでの招集外と思われる。
この世代のGKはとにかく選手が豊富。同じFC東京U-18出身の廣末陸や波多野豪、今回選ばれた大学勢の小島とオビ、1つ下の世代の筆頭である大迫など。今後たった一つの大会、試合で序列が決定付くことがあるかもしれない。
最後に
2018アジア大会、U-21日本代表の今後の日程をチェック!!
#サッカー日本代表 #森保ジャパン #アジア大会
クリプトスクリプト
Onlineクレーンゲーム業界で働き、独学でドラムを練習する。欧州から高校サッカーまで、戦術もプレイヤーも幅広く追いかけます。
0コメント